「真面目に貯金してきたのに、なぜか不安なんだよね」深海から見えた、貯金信仰のウソ
お金のこと、なんとなく避けてきた。でもなんか不安——その感覚、変じゃないよ。
ボクが深海から見てたら、その不安の正体はわりとシンプルだったんだよね。
— Observation —
ボク、お金のこと「なんかヤダ」って思ってる人を観察してたんだよ
給料日に通知が来る。口座残高を確認する。「あ、増えてる」。それだけ確認して、そっとアプリを閉じる——ボク、そういう人をずっと見てたんだよね。家計簿もつけてないし、NISAもよくわかんないし、でもとりあえず銀行には入れてある。それで「まあいいか」ってなってる人。
正直に言うと、ボク的にはその感覚、すごくよくわかるんだよ。お金の話って、なんか怖いんだよね。調べ始めると知らない言葉ばっかり出てくるし、「もし間違えたら全部失いそう」って気がして、考えるのをやめたほうがラクだったりする。
でも、そのまま目をつぶって数年経って、ふと「あれ、ぜんぜん増えてない……」って気づいたとき、なんか変な不安がやってくるんだよね。何もしてないのに、なんか怖い。その正体、ボクが深海から説明するよ。
「何もしてないのに不安って、実は「何もしてない」こと自体が原因なんだよね。でもそれ、あなたのせいじゃないんだよ。」
— 深海でぼんやり地上を眺めながら —
— History —
「貯金=安全」って、いつ誰が決めたの?
ボク、数千年分の記憶があるんだけど、「貯金しなさい」って言葉がこんなに強くなったのは、わりと最近のことだよ。戦後の日本で、国が「みんなでお金を貯めて、工場を作ろう!」ってキャンペーンをやったんだ。郵便貯金のポスターとか、学校の「貯金箱の日」とか、全部そこに繋がってるんだよ。
要するに、「貯金は美徳」って刷り込みは、国が経済を成長させるために設計したものだったんだよね。あなたのお父さんやお母さんが「貯金しなさい」って言ったのも、そこからきてる。悪気は全然ない。ただ、その時代の「正解」を教えてくれただけなんだよね。
「貯蓄から投資へ」——日本政府が2001年から掲げてきたスローガン。20年以上経ったいまも、まだ言い続けてる。
— 金融庁・貯蓄から資産形成へ —
ボク的には、これがすでにちょっと変なんだよね。政府が「貯金しすぎ!」って言い始めてから20年以上たってるのに、まだみんな銀行に預けてる。刷り込みって、すごく深いところにあるんだね、おじさん。
「ボクにはよくわかんないや。でも、誰かにとって都合のいい「常識」って、けっこうあるよね。」
— 深海で歴史書を読みながら —
— Inflation —
銀行のお金って、手に持ったままのアイスみたいだよ
ボク、深海だからアイスはよく知らないんだけど、地上のお姉さんに教えてもらったんだよ。アイスって、持ってるだけで溶けていくんだよね。食べようとしてなくても、触ってなくても、時間が経つだけでどんどん小さくなる。
銀行に預けたお金って、ボク的にはこれと同じに見えるんだよね。通帳の数字は変わらない。でも「インフレ」っていう現象が起きると、物の値段が上がる分だけ、同じ100万円で買えるものが毎年少しずつ減っていく。アイスが溶けてくみたいに、静かに、じわじわと。
100万円を10年、銀行に置いておくと、通帳には100万円のまま書いてある。でも実際に買えるものの量は、74万円分くらいになってるかもしれないんだよね。アイスと一緒で、数字じゃなくて「大きさ」で見ないといけなかったんだよ、おじさん。
「アイスって、食べなくても溶けるんだよね。早く食べろってことじゃなくて、溶けてることに気づいてほしいんだよ。ボクにはよくわかんないけど。」
— 深海でそろばんをはじきながら —
— Liberation —
知らなかったのは、あなたのせいじゃないよ
ここで一回、ちゃんと言っておきたいんだけど——これはあなたが悪いんじゃない。日本の学校って、国語・数学・理科・社会は教えてくれるのに、「お金ってどう使えばいいの?」は教えてくれないんだよ。なんでだろうね、おじさん。
金融教育が義務教育に入ったのは、やっと2022年から。それまで何十年も、みんな「なんとなく貯金しといたらいい」って感覚で生きてきた。だから知らないのは、構造的に知らされてこなかったんだよ。
ボクが深海から見てて思うのは、「貯金信仰」って、ある種の思考停止のお守りなんだよね。考えなくていい、失敗しない(ように見える)、親も怒らない。でもそのお守りが、いつの間にか「なぜか不安」の原因になってた。
「貯金は悪じゃない。でも、思考を止めるために使うと、じわじわ自分の未来を食べていくんだよね。」
— ホエール坊やの深海ノートより —
「知らなかったのは、あなたが怠けてたんじゃなくて、教えてもらえなかっただけなんだよね。ボク、それだけは言いたかったんだよ。」
— 深海の静かな夜に —
— Next Step —
じゃあ、明日から何をすればいいの?
難しいことはしなくていいんだよ。ボク的には、100円から遊んでみて、っていう感じなんだよね。
① まず「仕組み」だけ知る
NISAって何?って調べるだけでいい。やらなくていい。「ああ、インフレに負けないようにするための箱なんだ」って知るだけで、世界の見え方がちょっと変わるんだよ。
② 銀行口座を「用途別」に分けてみる
全額をひとつの口座に入れとくのをやめて、「すぐ使うお金」「半年以内に使うかもしれないお金」「使う予定のないお金」の3つに分けてみる。それだけで「使う予定のないお金」が「投資できるかもしれないお金」に変身するんだよ。
③ 「100円だけ」NISAで積立投資を試してみる
証券会社によっては月100円から積立ができるよ。損してもいい、勉強代だと思って、「生きた感覚」を買うんだよね。数字が動くのを見るだけで、「あ、お金って動くんだ」って体感できる。それが一番大事なことだったりするんだよね。
「ボク、投資家になれって言いたいわけじゃないよ。ただ、「貯金だけが正解」って思い込みから一歩出てみてよ、って。深海から応援してるんだよね。」
— togamin.com の深海より —
— First Step —
ボクが「最初の一歩」に選ぶなら、ここかな
「じゃあ何から始めたらいいの?」って聞かれることが多いんだけど、ボク的には口座を作ることが第一歩だと思うんだよね。使わなくてもいい。ただ、持っておくだけで「お金の景色」がちょっと変わるんだよ。
ボクがよく地上の人におすすめしてるのは、楽天証券だよ。難しそうに聞こえるんだけど、口座開設は無料だし、NISAの積立も月100円から始められるんだよね。「とりあえず口座だけ作ってみる」っていうのが、アイスを溶かさないための最初の一手だったりするんだよ。
「口座を作るだけで、別に今すぐ何かしなくていいよ。ただ、「知らないまま」から「知ってるけど考え中」に変わるだけで、ぜんぜん違うんだよね。ボク的にはそれだけで十分だよ。」
— 深海から地上の人へ —
— Deep Dive —
もっと深海に潜ってみる?
「なんか変だな」と思ったその感覚、正しいよ。
ホエール坊やが深海から、次のアタリマエを一緒に探すよ。
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